名称:
年輪インチ器具

ホームページを作成するにあたって先ず肝心な道具から始めようと思った。
ヴァイオリンを作り始めたころはどうしても必要なものだけだったが
もう45年も経つといろいろ増えたがいらない物まで増えた。

さてなにを紹介しようかなと引き出しを開けたり戸棚を見たりしたら
もうほとんど使っていない物が出てきた。
それがこのコルクに麻糸を巻いたインチ器具である。
20年以上前に考案して実際使っていた物である。
記録写真があるが何処にしまったかわからない。
あったとしても全てニコンFで撮ったフイルム写真である。

ホームページの項目には修理や製作のプロセスも多く取り入れたい。
そこで思いついたのがヴァイオリンの胴体の
肩の部分を新しく作りながらデジタルで撮ることである。
そうすればこれを使ってパーフリング、
修理の一部をまとめてわかりやすく説明も出来るのではないか。
引き出しから見つかった年輪インチ器具がぼくの発想を助けてくれたのである。
しかしこのため簡単に済むだろうと思っていたホームページ作成が
なかなか終わらなくなったのである。

なおこの器具の名前はぼくが付けたもので世界に一つしかない物だ。
辞書やカタログなどで探しても出ている訳がない。正しくは年輪インチキ具と読む。
これは新しい木の年輪を古くなったように見せるかけるようにインチキするための物。
器具というほどのことはない。
古いヴァイオリンが壊れて別の新しい材料を継ぎ足す時、
元の木と同じような経年変化にみせるための小道具。
他の人がどうやっているのかは知らない。